第35話 加給年金とは?私が見逃せないと思った制度

~知っているかどうかで、大きな違いになることもある~

年金について調べていく中で、私が「これはぜひ知っておきたい」と思った制度があります。

それが加給年金です。

私は、それまで年金について何となく知っているつもりでいました。

しかし、実際に制度を調べ始めると、初めて知ることが数多くありました。

その中でも、特に印象に残ったのが加給年金という制度でした。

加給年金は、一定の条件を満たした方が老齢厚生年金を受け取る際、65歳未満の配偶者や一定条件のお子さんがいる場合に加算される可能性がある制度です。

もちろん、誰でも受け取れるわけではありません。

厚生年金への加入期間や、ご家族の年齢・収入など、いくつかの条件があります。

私自身も、自分は対象になるのだろうか。

妻はどうなのだろうか。

何度も制度を調べ、公的な資料を確認しました。

その結果、私の場合は条件を満たす可能性があることが分かりました。

もし知らないままだったら、この制度の存在すら意識しなかったかもしれません。

だからこそ感じたのです。

制度は、知っている人だけが活用できるものも少なくない。

退職してから、住民税や健康保険、社会保険料、企業型DC、そして年金について学んできました。

どれも会社員だった頃は、会社が手続きをしてくれていたため、自分で深く考える機会はほとんどありませんでした。

しかし、自分で調べるようになると、「もっと早く知っていれば」と思う制度がいくつもありました。

加給年金も、その一つです。

だから私は、これから退職を考えている方には、ぜひ一度ご自身の年金制度を確認していただきたいと思っています。

受け取れるかどうかは人それぞれです。

それでも、制度を知っておくことは決して無駄にはなりません。

私自身、年金について学んだことで、将来への不安が少しずつ安心へと変わっていきました。

制度を知ることは、お金のためだけではありません。

これからの人生を安心して歩んでいくための、大切な準備なのだと私は感じています。

「なお、加給年金は配偶者が65歳になると終了し、その後は条件により『振替加算』という制度につながる場合もあります。この制度についても、別の機会にお話ししたいと思います。」


【次回予告】

第36話 60歳で人生の優先順位が変わった

退職、お金、年金について考え続けてきた私が、最後にたどり着いた答えがあります。

それは、「人生で本当に大切なものは何か」ということでした。

60歳になった今だからこそ感じる、新しい価値観についてお話しします。

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