ブログを書いていると、ときどき不思議な気持ちになることがあります。
「この文章は、本当に誰かが読んでいるのだろうか。」
ブログを書き始めた頃、私は何度もそう思っていました。
記事を書いて投稿しても、反応はありません。
コメントもありません。
画面の向こうには、誰もいないような気さえしていました。
それでも私は、自分の体験を一つひとつ書き続けました。
60歳で早期退職を決断したこと。
介護職へ転職したこと。
退職後に学んだ年金や住民税、健康保険、社会保険料のこと。
そして、介護の現場で利用者さんから教えていただいたこと。
「もしかしたら、同じように悩んでいる方の参考になるかもしれない。」
そんな思いだけを支えに、少しずつ記事を書き続けてきました。
ある日、ブログのアクセスを見ていると、少しずつですが読んでくださっている方がいることに気付きました。
決して多くはありません。
一人かもしれません。
二人かもしれません。
でも、そのたった一人が、私の記事を開いてくださった。
数字では小さなことかもしれません。
それでも私には、本当にうれしい出来事でした。
画面の向こうには、確かに誰かがいる。
そう思えた瞬間、とても不思議な気持ちになりました。
会ったこともありません。
名前も分かりません。
それでも、私の文章を読んでくださっている方がいる。
そう考えると、一つひとつの記事を、もっと丁寧に書こうと思うようになりました。
これまでは、自分自身の記録という気持ちが強かったブログですが、少しだけ気持ちが変わりました。
「誰かの役に立てる記事を書きたい。」
そんな思いが少しずつ芽生えてきたのです。
まだ始まったばかりの小さなブログです。
大きな数字があるわけでもありません。
有名なブロガーでもありません。
それでも、画面の向こうで読んでくださる方がいる。
そのことが、私にとって何よりの励みになっています。
これからも、一つひとつの経験を、自分の言葉で丁寧に書き続けていきたいと思います。
画面の向こうにいる、まだお会いしたことのない誰かへ。
その方の人生に、ほんの少しでも役立つ記事を書き続けられたら、これほど幸せなことはありません。
そう思えるようになったのも、このブログを始めたからでした。
そんな思いを胸に、これからも一歩ずつ書き続けていきます。
【次回予告】
第39話 ブログ立ち上げで悩んだこと
ブログを書き始めるまで、私は「記事を書くこと」が一番大変だと思っていました。
しかし実際には、その前に乗り越えなければならない壁がたくさんありました。
サーバーの契約。
WordPressの設定。
思うように表示されない画面。
「本当に私にもできるのだろうか。」
そんな不安を抱えながら、一つひとつ壁を乗り越えてきた実体験をお話しします。
これからブログを始めたいと考えている方にも、少しでも参考になれば幸いです。


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