~書くことは、自分自身と向き合うことだった~
介護の仕事を始めたことをきっかけに、私はこのブログを書き始めました。
最初は、自分の経験を忘れないための「記録」のつもりでした。
60歳という節目で会社を退職し、新しい仕事へ挑戦する。
その経験が、これから同じような道を歩む方の参考になればと思ったのです。
しかし、実際に記事を書き始めると、思っていた以上に難しいことに気づきました。
文章を書くことは、ただ出来事を並べるだけではありません。
「その時、自分は何を感じたのか。」
「なぜ、その選択をしたのか。」
「本当に伝えたいことは何なのか。」
一つの記事を書くたびに、自分自身へ問いかける時間が増えていきました。
振り返ってみると、退職を決断した時も、介護職へ転職した時も、たくさん悩み、迷いながら歩んできました。
その時は必死で前だけを見ていましたが、ブログを書くことで、初めて立ち止まり、自分の歩んできた道を見つめ直すことができました。
そして、もう一つ大きな気づきがありました。
それは、自分が当たり前だと思っていた経験が、誰かの役に立つかもしれないということです。
あの時は悩みだった出来事も、今では誰かの安心につながるかもしれない。
そう思えたことが、私にとってブログを書き続ける一番の理由になりました。
住民税や健康保険、年金制度について調べたこと。
介護の仕事で学んだこと。
利用者さんから教えていただいた人生の大切さ。
どれも特別な経験ではありません。
それでも、自分の言葉で書き残すことで、同じように悩んでいる方へ届けられるかもしれない。
そう信じて、私は今日もブログを書いています。
このブログは、まだ始まったばかりです。
記事を書くたびに、新しい発見があります。
読んでくださる方がいることが励みになり、私自身も少しずつ成長させていただいています。
60歳から始めたブログ。
最初は「記録」のつもりでした。
しかし今では、私にとって「学び」と「出会い」の場所になっています。
これからも、介護の仕事で感じたこと。
退職後に学んだこと。
そして、60歳から歩む新しい人生について。
一つひとつの経験を大切にしながら、同じように人生の節目で悩んでいる方へ届けられる記事を書き続けていきたいと思います。
【次回予告】
第38話 画面の向こうに誰かがいる
ブログを書き始めた頃は、本当に読んでくださる方がいるのか分かりませんでした。
それでも、少しずつアクセスがあることを知り、画面の向こうには誰かがいるのだと感じるようになりました。
たとえ一人でも、私の記事を読んでくださる方がいる。
そのことが、ブログを書き続ける大きな励みになっています。
60歳から始めたブログで初めて感じた、人とのつながりについてお話しします。

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